株式会社サニーライフ

ワークライフバランスヘの取り組み

女性活躍・ワークライフバランスへの取り組み

WORK LIFE BALANCE

「ワークライフバランス」とは、仕事と私生活の両方を充実させ、誰もがそれぞれのライフステージに合わせてやりがいを持ち、働き続けられることを目指すものです。 サニーライフでも「WOMANSプロジェクト」をはじめ、女性活躍や短時間正社員制度の導入など、「ワークライフバランス」の推進に積極的に取り組んでいます。 その取り組みが評価され、2022年「第16回北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰」“市長賞”を受賞しました。

株式会社サニーライフ(冠婚葬祭業)

年中無休24時間営業の冠婚葬祭業でWLBを踏まえた働き方を 社員の声に耳を傾ける姿勢が、会社を強くする


前社長が病に倒れ、「主婦だった私が社長になって、社員に助けられてきたのですが、いろいろな声を聞くと、やはり、 冠婚葬祭業は休みが取れないという不満がありました」と社長。 年中無休24時間稼働の業種ということもあり、休みを取ろうと呼びかけても「お客様に迷惑がかかるから」と休日出勤する社員がいます。残業をなくすことに抵抗感がある人もいて。そこは『今の時代はそうではない」と粘り強く話す。気になる仕事は、綿密な引継ぎをして休む、切り出しできる仕事は外部へ委託するなど折衷案の提案も。給与に影響するところを心配する声もあったため、同時に手当の仕組みも見直し、 社員が不安にならないようにしました」。また、子育てや介護をしている人も働ける短時間正社員の制度を設けた。

お客様に寄り添う冠婚葬祭業において、女性の目線をサー ビスに活かしたいという社長の思いから、女性社員で構成した「WOMANSプロジェクト」を発足。 若手の女性社員でも、自分の考えを役員へプレゼンする機会を通して、承認される喜びを感じ、仕事のやりがいに繋がった。女性でも働きやすい動線を実現した新斎場は、 柔らかな雰囲気で地域でも 好評だという。 社員から出た意見に応えていく姿勢が、社員のモチベーションを上げ、組織を強くしていく。 そして、 それがお客様サービスの向上に繋が り、 利益も向上する好循環を実現した。 新卒採用が思うようにいかない、社員が親の介護に直面して離職を選択してしまうなど、人材確保の問題に直面したことが、社員のWLBを真剣に考えるきっかけとなった。冠婚葬祭業であっても、WLBを踏まえて働けるということを発信し、業界のイメー ジを変えていきたい。

特徴的な取り組み内容

  • 24時間年中無休の業界にあって休める職場づくりをトップ自ら心がけ行っている
  • 「WOMANSプロジェクト」の継続で、女性社員の人材育成とサービス向上に貢献
  • 社員の誕生日に直接プレゼントを渡す機会を通じて、社員が社長へ直接意見できる雰囲気を醸成

「2022年度 第16回北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰リーフレットより抜粋」